こんにちは、投太郎です。
投太郎
そのため、つみたてNISA枠でBMキャピタルを購入することができないか検討している人も少なくないのではないでしょうか。
ただ、結論から言うと、2つの理由から積立NISA枠でBMキャピタルを購入することはできません。
今回は、積立NISAとBMキャピタルというテーマで記事を書いていきたいと思います。
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目次
つみたてNISAの制度を利用してBMキャピタルを購入することのできない2つの理由
理由その1 : BMキャピタルの最低購入金額は1,000万円であり、つみたてNISAの800万円の枠を超えてしまっているから
積立NISAについて簡単に解説をするとこのような感じです。
- つみたてNISAの枠として、個々人は合計800万円分の非課税枠を利用することができる。
- ただし、あくまで「つみたて」で利用する必要があるため、一気に800万円分の金融商品を非課税枠で購入することはできず、年間最大40万円×20年間といった制約下で制度を利用する必要がある。
- また、政府が指定したリストの中の金融商品を購入する時のみ、つみたてNISA枠を利用することができる。
なお、政府が指定するつみたてNISA対象商品リストは下記の通りです。(一部のみ抜粋)
ファンド名称 | 運用会社 |
auスマート・ベーシック(安定) | auアセットマネジメント㈱ |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント㈱ |
eMAXIS バランス(8資産均等型) | 三菱UFJ国際投信㈱ |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) | 楽天投信投資顧問㈱ |
Smart-i 8資産バランス 成長型 | りそなアセットマネジメント㈱ |
ニッセイ日本株ファンド | ニッセイアセットマネジメント㈱ |
ひふみ投信 | レオス・キャピタルワークス㈱ |
引用元 : つみたてNISA対象商品届出一覧 -金融庁
投太郎
銀行金利がほぼつかない状況の中、投資を覚えさせないと国民はいつまでも豊かにならないという経緯から、政府はつみたてNISAという制度をスタートさせました。
ただ、銀行や証券会社に都合が良く手数料だけが高いといった粗悪な金融商品を庶民が購入してしまってマイナスの運用になってしまっては、制度をはじめた意味がありません。
そういった経緯から、なるべく手数料のかからない金融商品にのみ、つみたてNISAを適用しているんですね。
投太郎
一方、BMキャピタルは一般庶民ではなく会社役員やエリートサラリーマン、医師などの富裕層を顧客ターゲットとしています。
そのため、最低投資金額も1,000万円からとなっており、もはや積立NISAの合計金額800万円の枠を外れてしまっていますよね。
なので、BMキャピタルをつみたてNISA枠で購入することはできません。
理由その2 : そもそもBMキャピタルは投資信託のような公募型の金融商品ではないから
読者の皆さま
このように疑問に思った方もいるかもしれません。
ですが、それもないと思います。
つみたてNISAの対象商品リストに組み込まれるのは全て「投資信託」です。投資信託は、誰でも購入することができる「公募型」の金融商品という分類です。多くの一般庶民から、少額ずつ集めることによって、運営が成り立っています。
対してBMキャピタルのようなヘッジファンドは、インターネット上で誰でも購入ができる公募型の金融商品と違い、「私募型」の金融商品です。
少数の富裕層から大きな金額をそれぞれ預かることによって、運営が成り立っています。(一般的に、私募型の金融商品の方が運営者が自由度高く投資戦略を実行できるというメリットがあります。)
先述した通り、つみたてNISAは一般庶民向けの制度です。
そのため、つみたてNISAの枠がBMキャピタル含めた私募型の商品に解放されることはないでしょう。
投太郎
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
BMキャピタルにつみたてNISAの枠を使用することはできませんが、BMキャピタルがとても良い商品であることは間違いないので、ご興味のある方は普通に購入することをお勧めします。