こんにちは、某法律事務所にて日々投資詐欺案件に携わっています、投太郎です。
今回はヘッジファンドで働く人たちの経歴について紹介させていただきます。
「ヘッジファンドで働いている人ってどんな人なの?」と聞かれることが多いので。
この記事で少しでもそのイメージをお伝えできればと思います。
ヘッジファンドで働く人たちは、学歴・職歴ともに超エリート揃いです。
その背景には、複雑な投資戦略や大規模な資金運用を成功させるために、非常に高い知的能力と専門的な知識が求められる業界であることが影響しています。
まず、学歴を見てみると、東京大学や京都大学といった国内の有名大学の出身者が多いのはもちろんのこと、海外の一流大学のMBAや博士号を取得している人も目立ちます。
たとえば、2005年に高額納税者番付1位で話題になったタワー投資顧問の清原達郎氏を例に挙げてみましょう。
1981年 | 東京大学経済学部卒業→野村證券新卒入社 |
1993年 | 在職中にスタンフォード大学MBA取得→野村證券退社 |
– | ゴールドマンサックス→モルガン・スタンレー→スパークス投資顧問 |
1998年 | タワー投資顧問運用部長 |
2004年 | 長者番付1位 : 年収100億円のサラリーマンとなる |
清原氏は、東京大学(国内トップレベルの学府)に加え、世界のMBAランキングでトップ10に常に名を連ねるスタンフォード大学MBAの取得者。
文句なしの超高学歴と言えるでしょう。
タワー投資顧問の評判について【年収100億円の男が勤めるヘッジファンド】学歴だけでなく、職歴も驚くほど華やかです。
日本や世界のトップ企業でのキャリアを持つ人が多く、特に金融機関出身者が目立ちます。
たとえば、2010年代に世界的な調査会社から数々の賞を受賞したハヤテグループの杉原行洋氏の経歴を見てみましょう。
1987年頃 | 小学生ながらに株式投資に興味を持ち、野村證券で証券口座を開設 |
2000年頃 | 東京大学文学部卒業→ゴールドマンサックス証券新卒入社 |
2002年頃 | タワー投資顧問入社 |
2005年 | ハヤテインベストメント設立 |
杉原氏は外資系証券会社でのトレーディングスキルを磨き、その知識を活かしてヘッジファンド業界へ転身しています。
このように、証券会社や金融機関での経験を基に、ヘッジファンドで成功するケースは非常に多いです。
ハヤテインベストメントの評判について【平均利回り約9%の国内ヘッジファンド 】さらに、筆者の知人であるA氏の例もご紹介します。
A氏は有名私立大学を卒業後、国内の金融機関に就職。
その後、海外勤務を経てロンドンで独立を果たしました。A氏もトレーディングの知識と経験を積み上げた上でヘッジファンド業界に進出した一人です。
ヘッジファンドで働く人たちは、東大やスタンフォード大学といった名門大学出身者が多いだけでなく、ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなどの一流企業でキャリアを積んでいます。
これだけの高学歴・高経歴な人材が集まるのは、少数精鋭で高いパフォーマンスを求められるヘッジファンド業界ならでは。
この業界で成功するには、やはり厳しい競争を勝ち抜く力が必要なんですね。
2 ヘッジファンドで働きたいなら
国内では、税制や優秀な人材確保の面で不利な条件もあり、ヘッジファンドの数自体が少ないのが現状です。
そのため、ヘッジファンド運用者に関する情報も限られており、どんなキャリアを積めばいいのか分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ヘッジファンドで働くためのおすすめルートを紹介していきます。
ヘッジファンド業界は、結果がすべての実力主義の世界です。
そのため、学歴や職歴はもちろん、具体的なスキルや実績が非常に重要視されます。
特に、次の3つのルートが一般的であり、それぞれの特性に合わせた準備が必要です。
ヘッジファンドで働くための3つのルート | 概要 |
---|---|
国内アセットマネジメント(AM)や証券会社からのルート | 国内のアセットマネジメント会社や証券会社で、ファンドマネージャーやアナリストとして働いた経験を活かす方法です。 国内株式のヘッジファンドでは、個別企業の詳細な分析スキルが求められるため、ファンドマネージャーやアナリストとしての経験が非常に役立ちます。 また、こうしたポジションで身につけた企業分析能力は、ヘッジファンド運用に直結するスキルです。 |
国内銀行や証券会社のトレーダーから転身するルート | 国内銀行や証券会社でトレーダーとして働いた経験を基にヘッジファンドに転職する方法です。 ヘッジファンドでは、デリバティブ(金融派生商品)を活用した空売りやリスク管理が重要な要素となるため、トレーダーとしてのスキルが重宝されます。 このルートは、筆者の知人A氏も実際にたどった経歴で、非常に現実的な選択肢と言えるでしょう。 |
外資系金融機関での経験を活かすルート | 外資系銀行や証券会社で働いた経験を活かしてヘッジファンドに転職するルートは、最も一般的で成功例が多い印象です。 外資系金融機関は、そもそも顧客としてヘッジファンドを扱うことが多く、ヘッジファンドの手法や文化に詳しいという利点があります。 英語力や高度なトレーディングスキルを持っていることが前提となりますが、このルートはヘッジファンド業界でのキャリアを築くうえで最も有利な選択肢と言えるでしょう。 |
どのルートを選ぶにしても、具体的なスキルや実績を積み上げることが欠かせません。
実力主義の世界だからこそ、しっかりとした準備が必要です。
3 まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヘッジファンド運用者の多くは、非常に高学歴で、国内外の大手金融機関での輝かしい経歴を持つ人たちです。
特に、外資系金融機関で高額な報酬が約束されているポジションを捨てて、ヘッジファンド運用者として新たな挑戦を選ぶケースが目立ちます。
ヘッジファンドへの転職は、実は一般的に思われている以上にリスクの大きい選択です。
約束された安定的なキャリアを手放し、自分の腕一本で結果を出さなければならない世界に飛び込むわけですから、並々ならぬ覚悟が必要です。
しかし、多くのヘッジファンドマネージャーはその覚悟を持ち、自らの成功を目指して挑戦し続けています。
このような決意と行動力を持つ人材が運営している点も、ヘッジファンドの大きな特徴と言えるでしょう。
日本国内にどういったヘッジファンドがあるのか、私が徹底的に調べ尽くした記事もありますので、興味があれば読んでみてください。
ネット上でここまで詳しく書いているサイトはほとんどないはずです。
「よくぞここまで調べた!」と唸ること、間違いなし!のはず(笑)
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