日本国内ヘッジファンドおすすめランキング1~3位【紹介なしでも個人購入可!】


こんにちは、某法律事務所にて日々投資詐欺案件に携わっています、投太郎です。

ヘッジファンドについて調べたことを今回は記録として残しておこうかなと思います。

投太郎
投太郎

というのも、ヘッジファンドに関する質問をされることが結構多いんですよね。

なので、自分なりに調べてわかったことをざっくり共有しつつ、ついでに感覚的なランキングもつけてみようと思います。

ただし、先に言っておきますが、ランキングが高いからといって「ここが絶対おすすめ!」とか「このファンドに投資すべき!」なんてことは一切ないです。

あくまで個人的に調べた情報を基にしたものなので、参考程度に見てもらえればうれしいです。

ヘッジファンドに興味がある人や、ちょっと詳しく知りたいなという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

1 ランキングの根拠について

今回のランキングは完全に個人の主観に基づいていますが、以下のポイントを基準にして作成しました。

今回は下記を基準におすすめヘッジファンドランキングを作成してみました。

ランキングの基準

①手数料控除後の実質利回りの高さ

投資の魅力を測る上で最も重要なポイントですよね。

単に利回りが高いだけでなく、手数料を差し引いた後の実質的な利益率を重視しています。

②資金を運用するファンドマネジャーの手腕

資金を実際に運用するファンドマネージャーの経歴や実績、運用手法などを評価しています。

結局、資産運用の結果はファンドマネージャーの腕次第ですからね。

③購入ハードルの低さ

ヘッジファンドというと「富裕層向け」というイメージが強いですが、最近は比較的少額から始められるものも増えています。

今回は、初心者や一般投資家でも手が届きやすいかどうかも重要な評価基準としています。

ぜひ投資判断の参考にして頂ければと思います。

投太郎
投太郎

なお、おすすめ1位のヘッジファンドについては実際に私も購入しています。

2 日本国内ヘッジファンド おすすめランキング1~3位

さっそく、国内ヘッジファンドのおすすめランキング上位3位を発表します。

ランキング会社名ロゴ
第1位BMキャピタル
第2位タワー投資顧問
第3位みさき投資株式会社
おすすめヘッジファンド国内ランキング

それでは、このランキングで挙げた各ヘッジファンドについて、詳しく解説していきます。

まずは、堂々の第1位に輝いたBMキャピタルからご紹介します。

おすすめヘッジファンド国内ランキング第1位 BMキャピタル


項目内容
社名BMキャピタル
創業年2013年
創設者ファンドマネージャーと同様
ファンドマネージャー戦略的な理由から非公開
本社所在地東京都港区六本木7-17-10-418
運用資産総額(AUM)約100億円(2024年4月時点での推定値)
主な投資戦略バリュー投資、日本株ロングショート、割安中小株式、アクティビスト
 年平均リターン年平均リターンは10%前後
ロックアップ期間四半期
主要な投資分野日本株
最小投資額1000万円
手数料申し込み手数料:5%
管理/成功報酬:6%〜(運用期間の中で最も高かった成果を超える場合にのみ成功報酬が発生。)
運用ファンドBMキャピタル
注目すべき実績または事例    過去マイナスを出した年はなく、平均利回り10%以上。
コロナショックでもマイナスを出していない超優秀ファンド。
手数料管理手数料:約5%
成功報酬:「運用利益」の30%〜50%
公式サイト BMキャピタルの公式サイト
BMキャピタルの概要

BMキャピタルについて一言で表すと、『1,000万円から購入可能な年間利回り10%前後が狙える国内ヘッジファンド』です。

驚くべきことに、2013年の運用開始以来、年間利回りがマイナスになったことが一度もないとのこと。

投太郎
投太郎

うそでしょ?って思うくらい素晴らしい成績ですよね。

ただし、BMキャピタルの正確な成績は、機密保持の観点から非公開なんです。

私自身は投資しているので成績を知っていますが、公開はできないため、今回は似たようなパフォーマンスを出している他のヘッジファンドの例を用いて解説します。

実際の利回りとは若干異なりますが、イメージとしては近いものと考えていただければと思います。

1か月6か月1年3年5年
0.81%8.21%11.32%37.2%100.06%
国内外の著名ヘッジファンドの平均パフォーマンス

上記のように、コロナショック(2020年)のタイミングでも、ヘッジファンドは比較的安定したパフォーマンスを発揮しています。

直近5年で利回りは100.06%であり、平均利回りは驚異の14.88%です。

機密性を理由に、BMキャピタルの具体的な数値の公開は控えられていますが、イメージ的にはこれに近い右肩グラフのチャートを描いています。

株式市場の下落局面においても安定したパフォーマンスを提供してくれる投資商品は大変貴重と言えるのではないでしょうか。

そしてBMキャピタルのもう一つの魅力は、投資家への手厚いサポートです。

専任の担当者が一対一で対応し、いつでも質問や相談に乗ってくれる体制が整っています。

不明点の解消や必要な情報提供だけでなく、運用報告書も初心者にもわかりやすい形で提供され、自分の資産状況を簡単に把握できるのが特徴です。

これが、投資の勉強にも役立つという声も多く挙がっています。

月5%といったような高配当の投資ではなく、底堅く安定して利益が出せるよな投資先を探している方には非常におすすめの投資先です。

また、購入者が多いためか、他のヘッジファンドと比べてネット上で情報がオープンになっている点もプラスポイントかと思います。

BMキャピタルの情報は別記事にまとめているので、興味のある方はぜひご参考にしてください。

非公開: BMキャピタルの評判と実態【最低この1記事だけ読めばOK!】

BMキャピタルのメリットデメリットまとめ

メリット

  • 最低購入金額1,000万円という比較的低い購入ハードルで、一流ヘッジファンドに資産運用を任せることができる。
  • 堅い運用手法を取っており、比較的安定運用で年間利回り10%前後を期待することができる。
  • BMキャピタル申し込みフォームからアポを申し込むことができ、紹介なしでもヘッジファンド購入を行うことができる。

デメリット

  • 安定運用を重視しているため年間利回り10%前後とヘッジファンドにしてはリターンが控えめ。

おすすめヘッジファンド国内ランキング第2位 タワー投資顧問

項目内容
社名タワー投資顧問株式会社
創業年1998年
創設者谷村哲夫氏、清原達郎氏
ファンドマネージャー清原達郎氏
本社所在地東京都港区芝大門1丁目2番18号 野依ビル2階
運用資産総額(AUM)約1500億円(2023年3月末時点)
主な投資戦略バリュー投資
 年平均リターン5%前後。正確な情報は不明。
ロックアップ期間不明
主要な投資分野日本株
最小投資額数億円〜
運用ファンドタワーK1ファンド
注目すべき実績または事例    ・一部記事ではタワー投資顧問が運用するK1ファンドの運用利回りは25年間で9300%と報道。
・2022年3~2023年3月間で22.8%のリターンを記録
手数料不明
公式サイト 不明
タワー投資顧問の概要

タワー投資顧問について一言で表すと、『年収100億円の伝説の男が運用担当をする国内ヘッジファンド』です。

タワー投資顧問のファンドマネージャーを務めるのは、清原達郎氏。経歴も実績も桁外れの人物です。

清原氏は東京大学卒業後、新卒で野村證券、その後ゴールドマンサックスに転職し、タワー投資顧問のファンドマネージャーに着任します。

清原氏は2005年に納税長者番付一位になるなど、非常に強い印象を日本国内に残しています。

2005年の清原氏の納税額は約37億円で、年収も推定で100億円程度あったのではないかとされています。

投太郎
投太郎

あの村上ファンドとは異なり、タワー投資顧問はマスコミで大きく取り上げられることが少ないため、一般にはあまり知られていないかもしれませんが、運用手腕は国内でも間違いなくトップクラスです。

ただ、2006年のライブドアショックやその後のリーマンショックにより、小型株に逆風が吹き、ファンドは2009年2月に基準価格ベースで72%もの下落を経験。投資先企業の倒産もいくつかあり、厳しい時期を迎えました。

また、AIJ事件が影響して独立系運用会社への信頼が揺らぎ、大規模な資金流出も経験しています。

それでもタワー投資顧問は復調を遂げ、設立当初から数十倍、2009年の底値からも10倍以上のパフォーマンスを記録しています。

割安な中小型株への投資機会を多く見つけているのが特徴で、過去には北海道拓殖銀行の破綻後に無名だったニトリ株を買い上げて大きな利益を出したことでも知られています。

また、AIJ事件により独立系の運用会社に対する風当たりが強くなった時期でもあり、大規模な資金流出を経験し厳しい時代も経験したとのことです。

しかし、その後は順調に運用成績を取り戻し、良好な運用成績をあげています。

設立当初から数十倍のパフォーマンスを達成しており、また、2009年のボトムからでも10倍以上のパフォーマンスとされています。

タワー投資顧問は、大量保有報告書などから日本株の割安な中小型株式に投資をする機会が多いとされています。

現在はホームページを閉鎖しており、知人を通じてしか購入できない状況です。

運用成績やファンドマネージャーの実力は間違いなく国内トップクラスですが、一般人が購入することは非常に難しいため、ランキングは2位としました。

タワー投資顧問の情報もブログにまとめているので、ぜひご参考にしてください。

タワー投資顧問の評判について【年収100億円の男が勤めるヘッジファンド】

タワー投資顧問のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 年収100億円の伝説のファンドマネージャー清原氏に資産運用を委託することができる。
  • 年間利回り等もかなり高いことが推測できる。

デメリット

  • ホームページを閉鎖しており、知り合い経由でないと購入することができない。
  • また、ファンド規模を考えると最低数億円からではないと購入が難しいことが推測できる。

おすすめヘッジファンド国内ランキング第3位 みさき投資株式会社

項目内容
社名みさき投資株式会社
創業年2013年
創設者中神 康議氏
ファンドマネージャー中神 康議氏
本社所在地東京都港区南青山5-11-1 櫻井ビル3F
運用資産総額(AUM)約1100億円
主な投資戦略アクティビスト投資、エンゲージメント投資
 年平均リターン8%前後
※過去5年(2018年9月末時点~2023年9月末時点)
ロックアップ期間1年間 or 3年間
主要な投資分野国内株式
最小投資額数億円〜
運用ファンドみさきエンゲージメントファンド
注目すべき実績または事例    投資先の企業の業績向上に貢献した実績が多数ある。
2020年には、東証社長賞を受賞している。
手数料信託報酬1.8%
成功報酬20%
その他手数料
公式サイト みさき投資株式会社の公式サイト
みさき投資株式会社の概要

みさき投資株式会社を一言で表すなら、「投資先企業とじっくり対話しながら成長を支える、マイルドなアクティビストファンド」といった感じでしょうか。

創業者の中神康議さんは、少し珍しい経歴の持ち主。ヘッジファンドの世界では金融業界や証券会社出身者が多い中で、中神さんはコンサルティングファーム出身です。

慶應義塾大学を卒業後、現アクセンチュアやCDIに約20年間勤務した後、みさき投資を設立しました。

この会社の特徴は「働く株主®」というユニークなコンセプト。

投資先企業の経営に深く関与し、長期的に企業価値を引き上げるスタイルで、いわゆるアクティビストファンドの一種と言えるでしょう。

ただし、「モノ言う株主」という攻撃的なイメージではなく、あくまで寄り添う形でのアプローチが特徴です。

中神さん自身、「短期的な株価上昇を狙うよりも、企業と伴走して本質的な価値を高めることが大事」と考えているそうで、まさにその理念が「働く株主®」という言葉に込められているのだと思います。

運用規模や手法、チームメンバーなど、どれを取っても素晴らしいファンドですが、残念ながら運用対象は主に機関投資家向けのようです。

投太郎
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個人投資家が利用するのは少し難しそうですね。

そのため、おすすめ順位としては3位としました。

みさき投資株式会社についてもブログにまとめているので、ぜひご参考にしてください。

みさき投資の評判【大量保有報告書からポートフォリオを解説】

みさき投資株式会社のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 創業者&メンバーの間でしっかりとした投資判断基準があるため、安心して長期投資を任せることができる。
  • あの三井住友銀行も30億円出資しており、ファンドとしての信頼性がかなり高い。

デメリット

  • 中神氏の書籍を読む限り法人向け取引しかしておらず、個人は購入出来ない可能性が高い。
投太郎
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ここからは、他の国内ヘッジファンドについても少し触れていきますね。

興味があれば読み進めてみてください!

3  その他の国内ヘッジファンド一覧

ここからはランキングではなく、私が調べた国内ヘッジファンドをざっくり紹介していきます。

気になるものがあれば、ぜひ調べてみてくださいね。

ストラテジック キャピタル 

項目内容
社名株式会社ストラテジックキャピタル
創業年2012年
創設者丸木 強氏
ファンドマネージャー丸木 強氏
本社所在地東京都渋谷区東3-14-15 MOビル6F
運用資産総額(AUM)約260億円
主な投資戦略アクティビスト投資
 年平均リターン15%前後
振れ幅大きめとの情報もあり
ロックアップ期間不明
主要な投資分野国内株式
最小投資額不明
運用ファンド
注目すべき実績または事例    
手数料不明
公式サイト 株式会社ストラテジックキャピタルの公式サイト
株式会社ストラテジックキャピタルの概要


ストラテジックキャピタルについて一言で表すと『村上ファンド出身の丸木氏が率いる、キレ者集まるアクティビストファンド』です。

アクティビストファンドというのは、株主提案や議決権行使、TOB(公開買付け)などを駆使して、企業の資本政策やコーポレートガバナンスに直接的に働きかけ、企業価値を高めてリターンを狙う投資手法のことです。

簡単に言うと、企業の成長を株主の立場から強力に後押しするスタイルです。

アクティビスト投資については、以下記事でも詳しく説明していますので、興味がある方はぜひご覧ください。

【現役法律事務員が徹底検証】BMキャピタルについてわかっていることを全部網羅的に解説してみた

ストラテジックキャピタルの代表である丸木強さんも、この分野ではかなり有名な人物です。

丸木さんは東京大学法学部を卒業後、新卒で野村證券に入社し、資金調達やM&Aを担当するキャピタルマーケット部門に所属していました。

その後、次長まで昇進し、16年勤めた後に村上世彰さん(経産省出身)や滝沢潤さん(元警察官僚)とともに「M&Aコンサルティング」を設立しました。これが後に世間で「村上ファンド」と呼ばれる存在になったのです。

村上ファンドといえば、その影響力の大きさで一時代を築きましたが、2006年に解散しています。

その解散手続きも丸木さんが責任を持って対応していたそうです。

その後、丸木さんは現在のストラテジックキャピタルを立ち上げ、再びアクティビストとして活動をスタートさせました。

ストラテジックキャピタルは、投資スタイルが起因して年間利回りには多少のばらつきがあるものの、平均して約15%という高いリターンを達成しています。

株式会社ストラテジックキャピタルについてもブログにまとめているので、ぜひご参考にしてください。

ストラテジックキャピタルの評判について【キレ者集まるアクティビストファンド】

株式会社ストラテジックキャピタルのメリットデメリットまとめ

メリット

  • 徹底したアクティビスト活動の恩恵を受けることができる

デメリット

  • 金融資産&保有不動産が数億円単位ないと個人は購入が難しいとの情報あり

ハヤテインベストメント株式会社


項目内容
社名ハヤテインベストメント株式会社
創業年2005年
創設者杉原 行洋氏
ファンドマネージャー杉原 行洋氏
本社所在地東京都中央区日本橋兜町6-5 兜町第6平和ビル2階
運用資産総額(AUM)200億円
主な投資戦略バリュー投資、グロウス投資
 年平均リターン8.6%前後
ロックアップ期間1年~2年
主要な投資分野日本株、スタートアップ企業への投資
最小投資額1億円が目安
運用ファンドハヤテ・ジャパン・エクイティ・ロングショート・ファンド
注目すべき実績または事例    平均利回り13%の優良国内ヘッジファンド。
ユナイテッド株式会社と共同でCVCファンドを設立し、スタートアップ投資を行っている。
複数の投資先企業の上場を支援した実績がある。
手数料管理報酬2%
成功報酬20%
公式サイト ハヤテインベストメント株式会社の公式サイト
ハヤテインベストメント株式会社の概要

一言で表すなら、「球団運営にも挑戦する、平均利回り13%を誇る優良国内ヘッジファンド」といったところでしょうか。

創業者の杉原さんは、東京大学文学部を卒業後、新卒であのゴールドマンサックスに入社。

その後、先に紹介したタワー投資顧問の清原さん(年収100億円の男としても有名)にスカウトされ、タワー投資顧問に移籍。

若干28歳という若さでハヤテインベストメントを設立しました。

投太郎
投太郎

こんな若い頃からヘッジファンドを立ち上げるなんて、本当に優秀な方ですよね!

ハヤテインベストメントの運用スタイルは主に中小型の成長株を中心としています。

運用成績も素晴らしく、平均で年間13%前後という高い利回りを叩き出しているそうです。

さらに注目すべきは、2024年からNPB(日本プロ野球)の2軍に13球団目として参入を目指している点。

静岡市を本拠地に予定しており、NPB側もこれを歓迎するような報道がされています。

投太郎
投太郎

これが実現すれば、ヘッジファンドがプロ野球運営に乗り出すという非常にユニークなケースとなりますね。

また、ハヤテインベストメントは運用だけでなく事業領域も広がっており、以下のような活動を行っています。

成長企業支援事業  :上場・未上場企業への成長資金提供。

ディープ・テック事業:AIや非接触センサリング技術を活用し、乳幼児の健康・福祉・教育に関連する事業を展開。

スポーツDX支援  :スポーツチームやアスリートへのデジタルトランスフォーメーション(DX)のサポート。

このように、ヘッジファンド運用に留まらず、テクノロジーやスポーツ分野など幅広い分野で積極的に事業を展開しています。

杉原さんは日本の金融市場や成長分野を牽引する存在として、これからの活躍にも期待が高まります。

ハヤテインベストメント株式会社についてもブログにまとめているので、ぜひご参考にしてください。

ハヤテインベストメントの評判について【平均利回り約9%の国内ヘッジファンド 】

ハヤテインベストメント株式会社のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 年間利回り13%前後で損失年が殆どないと、運用成績がシンプルに素晴らしい。

デメリット

  • 目安1億円からしか購入することができないとの情報あり。

 

ベイビュー・ アセット・マネジメント 

項目内容
社名ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社
創業年1998年
創設者八木 健氏
ファンドマネージャー八木 健氏
本社所在地東京都千代田区一番町29-1 番町ハウス
運用資産総額(AUM)3800億円前後
※公募商品と私募商品全てを含んだ運用額の合計
主な投資戦略日本株ロングショートなど
※商品によって異なる
 年平均リターン10%前後
※商品によって異なる
ロックアップ期間不明
主要な投資分野日本株ロングショートなど
※商品によって異なる
最小投資額数千万円~
運用ファンド
注目すべき実績または事例    商品ラインナップが幅広いバランスの取れた和製ヘッジファンド
手数料信託報酬2%
成功報酬20%
申込報酬3%前後
公式サイト ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社の公式サイト
ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社の概要

ベイビューアセットマネジメントについて一言で表すと『商品ラインナップが幅広いバランスの取れた和製ヘッジファンド』です。

ベイビューアセットマネジメントは、私募のヘッジファンドだけでなく、公募投資信託も手がけており、その幅広い運用スタイルが特徴です。

今回は、その中でも特に注目されるヘッジファンド、「ニュー・アルファックス ロングショートファンド」に焦点を当ててご紹介します。

創業者の八木さんは、一橋大学商学部を卒業後、新卒で野村證券に入社。

そこで機関投資家向けの金融商品の開発などに従事されていたそうです。

その後、海外でMBAを取得し、1998年にベイビューアセットマネジメントを設立しました。

ただし、今回ご紹介するファンド「ニュー・アルファックス ロングショートファンド」の運用は、住友商事出身の岡橋さんが担当しています。

八木さんはこのファンドの直接的な運用には携わっていないんですね。

投太郎
投太郎

ニュー・アルファックス ロングショートファンドは、運用成績が安定しており、平均年間利回りは10%前後と堅調です。

リスクを抑えつつも、しっかりと利益を出しているのが魅力的なポイントだと思います。

さらに、ベイビューアセットマネジメントの特徴として挙げられるのが「マルチブティック型運用」。

自社内での運用だけでなく、提携しているヘッジファンドの商品を販売することで、多様な運用ニーズに応えています。

この柔軟なスタイルが、多くの投資家から支持を集めている理由の一つかもしれません。

ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社についてもブログにまとめているので、ぜひご参考にしてください。

ベイビューアセットマネジメントの評判について【バランスの良い和製ヘッジファンド】

ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 国内ヘッジファンドらしい安定運用&年間利回り10%〜の恩恵をうけることができる。

デメリット

  • 数千万円単位からではないと購入ができない。
  • 個人の購入体験記がネットにほぼ落ちていない。(怪しいという意味ではなく、最低購入金額やファンド社員とのアポの取り方が不明)

暁翔キャピタル 


項目内容
社名暁翔キャピタル株式会社
創業年2009年
創設者山口功一郎氏
ファンドマネージャー山口功一郎氏
本社所在地東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング8階
運用資産総額(AUM)約500億円(2023年12月末時点)
主な投資戦略ロングショート
 年平均リターン20%前後
2011年時点の不確かな情報
ロックアップ期間1年~3年
主要な投資分野日本株
最小投資額1億円
※ファンドによって異なる
運用ファンド暁翔キャピタルファンド
注目すべき実績または事例    これまで、複数の投資先企業をIPOに導いています。
企業のM&A活動を支援した実績もあり、資先企業に対して、経営コンサルティングサービスも提供しています。
手数料不明
公式サイト 暁翔キャピタル株式会社の公式サイト
暁翔キャピタル株式会社​の概要


暁翔キャピタルについて一言で表すと『2年で運用資産を10倍にした超優良ヘッジファンド』です。

暁翔キャピタルの創業者である山口さんは、東京大学経済学部を卒業後、新卒で外資系の名門UBS証券に入社。

トレーダーとして活躍していたそうです。

6年間の経験を経て、独立して暁翔キャピタルを設立しました。

山口さんは金融業界だけでなく、競馬界でも知られた存在です。

個人馬主として20頭以上のJRA競走馬を所有し、数々の勝利を収めている実績があります。投資家としての才能だけでなく、競馬界への情熱もすごいですよね。

暁翔キャピタルの主力戦略は、中小型株式を中心としたロングショート戦略。

中長期的な投資と短期的なポジションを組み合わせ、バランスを取りながら月次のパフォーマンスを積み上げるスタイルです。

投太郎
投太郎

この柔軟な戦略が功を奏し、運用成績は非常に優れています。

暁翔キャピタル株式会社についてもブログにまとめているので、ぜひご参考にしてください。

暁翔キャピタルの評判について【2年で運用資産を10倍にしたヘッジファンド 】

暁翔キャピタル株式会社のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 運用手腕が素晴らしい山口氏に資産運用をお任せすることができる

デメリット

  • 年金基金のような法人か超富裕層からの資金しか受け付けていないように思えるので、おそらく個人は購入が難しい。

レオス・キャピタルワークス株式会社 ※ヘッジファンドではないが一応紹介 

項目内容
社名レオス・キャピタルワークス株式会社
創業年2003年
創設者藤野 英人氏
ファンドマネージャー藤野 英人氏
本社所在地東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス(PCP)丸の内27F
運用資産総額(AUM)8500億円
主な投資戦略バリュー投資、グロース投資
 年平均リターン5%前後
ロックアップ期間なし
主要な投資分野日本の中小型株
最小投資額1万円
運用ファンドひふみ投信
ひふみワールド
ひふみらと
ひふみプラス
ひふみ年金
まるごとひふみ100
ひふみワールドプラス
ひふみワールド年金
まるごとひふみ15
まるごとひふみ50
注目すべき実績または事例    「ひふみ投信」はリーマンショック直後に設定され、その後高いパフォーマンスで多くの個人投資家の支持を集めました​。
設立当初からの累積リターンは約88.8%(14年間)とのことです。
2021年にSBIホールディングスの連結子会社となり、持株会社体制への移行を進めています​。
手数料信託報酬0.502%~1.48%
※商品によって異なる
公式サイト レオス・キャピタルワークス株式会社の公式サイト
レオス・キャピタルワークス株式会社の概要

レオスキャピタルを一言で表すと『ヘッジファンドではないが理念のしっかりとしたアクティブ投資信託』です。

レオス・キャピタルワークスは、ヘッジファンドではなく誰でも1万円から投資できる公募型投資信託を提供しています。

その中でも特に有名なのが「ひふみ投信」。

アクティブ運用を行っており、その運用哲学や実績が評価されているため、今回ご紹介することにしました。

創業者の藤野英人さんは、早稲田大学を卒業後、野村投資顧問に入社。

その後、ジャーディンフレミング投信投資顧問やゴールドマンアセットマネジメントで経験を積み、レオス・キャピタルワークスを設立しました。

藤野さんは日本株、特に中小型や成長株の運用に豊富な経験を持っています。

また、藤野さんは執筆活動にも非常に熱心で、「投資家みたいに生きろ」といったベストセラーを多く執筆しています。

「執筆家が運用を行っている」と自ら語るほどで、その考え方や理念を幅広く発信しているのが印象的です。

こうした活動によって、投資の大切さや考え方を多くの人に伝えている点がレオスキャピタルの特徴とも言えますね。

ひふみ投信は数々の受賞歴を誇り、特に2022年には「R&Iファンド大賞2022」の国内株式コア部門で10年部門の優秀ファンド賞を受賞しています。

投太郎
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しかも、10年部門での受賞は4年連続という快挙です。

長期運用の信頼感が高いのは大きな魅力ですね。

ただ、2022~2023年の直近1年では運用成績がマイナスとなっており、過去のようなパフォーマンスを維持できるのか注目が集まっています。

ファンド残高が増えている状況で、今後どのような結果を出していくのか、気になるところです。

レオス・キャピタルワークス株式会社についてもブログにまとめているので、ぜひご参考にしてください。

レオスキャピタル・ひふみ投信の評判について【理念がしっかりとしたアクティブファンド】

レオス・キャピタルワークス株式会社のメリットデメリットまとめ

メリット

  • しっかりとした投資哲学があり、アクティブ投資信託の中では人気も知名度No.1

デメリット

  • ファンドサイズの増大が要因なのか、直近のパフォーマンスはあまり良くない。

シンプレックス・アセット・マネジメント株式会社 

項目内容
社名シンプレックス・アセット・マネジメント株式会社
創業年1999年11月15日
創設者水嶋 浩雅氏
ファンドマネージャー水嶋 浩雅氏
本社所在地東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 27階
運用資産総額(AUM)約13,058億円 (グループ合計: 約13,080億円 ※) 2024年3月末現在
主な投資戦略独自のアクティブ・エンゲージメント投資
 年平均リターン11.3%
※シンプレクス・ジャパン・バリューアップファンド
ロックアップ期間なし
※ただし、一部のファンドにおいて、以下の通り解約制限が設けられています
例)シンプレクス・ジャパン・バリューアップファンド: 購入後6ヶ月間は解約を制限
  シンプレクス・グローバル・バリューファンド: 購入後6ヶ月間は解約を制限
主要な投資分野エクイティ、債券、ETF
最小投資額10万円~
※ファンドによって異なる
運用ファンドシンプレクス・ジャパン・バリューアップファンド
シンプレクス・ジャパン・グロースファンド
シンプレクス・ジャパン・インカムファンド
シンプレクス・グローバル・バリューファンド
シンプレクス・グローバル・ハイイールドファンド
シンプレクス・アジア・バリューファンド
シンプレクス・ESGファンド
シンプレクス・インパクトファンド
注目すべき実績または事例    シンプレクス・ジャパン・バリューアップファンドは、2013年の運用開始以来、11年間連続で年平均リターン10%以上を達成している。
2023年にHFM Asia Performance Awardsで「Management Firm of the Year」を受賞。
手数料不明
公式サイト シンプレックス・アセット・マネジメント株式会社の公式サイト
シンプレックス・アセット・マネジメント株式会社の概要

シンプレックスアセットマネジメントは、1999年から長期にわたり日本の資本市場で運用を行ってきた老舗です。

一言で表すなら、「長年の実績と幅広い商品展開が魅力の老舗運用会社」といったところでしょうか。

この会社の魅力は、バリューアップ型ファンドやETFなど幅広い商品ラインナップにあります。

特に、「シンプレックス・ジャパン・バリューアップファンド」は高い評価を受けており、2022年には「R&Iファンド大賞2022」の投資信託10年部門で最優秀ファンド賞を受賞しました。

この受賞は2年連続で、長期にわたり安定した成果を上げていることを示しています。

また、「Simplex Oyako Fund」も評価が高く、2020年には「HFMアジアヘッジアワード2020」のJapanese Equity部門で最優秀賞を獲得しています。

他にも、「シンプレックス・ジャパン・バリューアップマスターカンパニーファンド」や「シンプレックス“ネットキャッシュ株式”ファンド(年金向け)」が「R&Iファンド大賞2020」の確定給付年金部門で受賞するなど、実績は申し分ありません。

さらに、シンプレックスアセットマネジメントはETFの分野でも注目されています。

たとえば、日経平均の値動きに逆連動するベアETFや、値動きが2倍になるブル2倍ETF、WTI原油ETFなど、投資家にとって便利な商品を提供しています。

こうした商品は、投資戦略を多様化させるうえで非常に有用です。

シンプレックスアセットマネジメントは、安定した運用成績だけでなく、ユニークな商品を生生み出す力でも際立っている運用会社と言えるでしょう。

シンプレックス・アセット・マネジメント株式会社 のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 1999年からの長期にわたる運用実績があり、日本の資本市場での経験が豊富
  • 複数の受賞歴があり、高い運用成績

デメリット

  • 年間利回りが明示されておらず、投資家にとってはリターンの見込みが不透明
  • 手数料に関する情報が不明であるため、コストの把握が難しく、投資判断がしにくい

スパークス・アセット・マネジメント 

項目内容
社名スパークス・アセット・マネジメント株式会社
創業年2006年4月3日
創設者阿部 修平氏
ファンドマネージャー阿部 修平氏
本社所在地東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 6階
運用資産総額(AUM)5472億※2023年末時点
主な投資戦略バリュー投資、アクティビスト投資
 年平均リターン15%前後
※スパークス・新・国際優良日本株ファンドの直近10年の平均リターン
※ファンドによって異なる
ロックアップ期間不明
主要な投資分野国内株式
最小投資額不明
運用ファンドスパークス・日本株L&Sファンド
スパークス・新・国際優良日本株ファンド
スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド
注目すべき実績または事例    スパークス・新・国際優良日本株ファンドは年平均リターン15%を達成しています。
手数料不明
公式サイト スパークス・アセット・マネジメント株式会社の公式サイト
スパークス・アセット・マネジメント株式会社の概要

スパークス・アセット・マネジメントは野村証券出身の阿部修平氏が設立した運用会社であり、一言で表すなら、「日本初のロングショート戦略を導入した、老舗ヘッジファンド運用会社」です。

スパークス・アセット・マネジメントは、野村証券出身の阿部修平さんが設立した運用会社で、日本のヘッジファンド業界では長い歴史を持つ老舗とされています。

阿部さんは上智大学を卒業後、バブソン大学でMBAを取得。その後、野村総研を経て野村証券に出向しました。

特筆すべきは、日本で初めてヘッジファンドの「ロングショート戦略」を導入した点です。

この戦略は現在でも多くのファンドで活用されていますが、その先駆者がスパークスであることは業界でもよく知られています。

「マクロはミクロの集積である」という投資哲学のもと、徹底的なボトムアップアプローチを採用しているのも特徴です。

投太郎
投太郎

企業一つひとつの詳細な分析を積み重ねて全体像を把握するというスタイルですね。

阿部さんのキャリアでも特筆すべきは、31歳の時にジョージ・ソロスから1億ドルの資金運用を任されたという経験です。

ニューヨーク勤務時代に自身の分析レポートをソロスに売り込み、その実力を認められたことで、この貴重なチャンスをつかんだとされています。

この経験を通じて、米国の伝統的なヘッジファンド業態やダイナミックな「グローバルマクロ戦略」を学ぶことができた、稀有な日本人投資家の一人と言えるでしょう。

しかし、帰国後に設立したスパークスでは、ジョージ・ソロスのスタイルとは異なる、バリュー投資家であるウォーレン・バフェットの手法を基にした徹底的な企業分析に重きを置く運用スタイルを採用しています。この点がスパークスの大きな特徴です。

さらに、スパークスはベンチャー企業への投資や、グリーンエネルギー分野への積極的な投資も手がけており、幅広い分野で事業を展開しています。

一時期は韓国株式への投資比率が大幅に増えたこともあり、時代に合わせて柔軟に変化を続けている運用会社です。

現在の従業員数は約160名を抱えており、東京証券取引所プライム市場に上場していることも信頼性の高さを裏付けています。

スパークス・アセット・マネジメントは、その長年の運用経験と多様な投資戦略で、日本を代表する運用会社の一つとして評価されています。

スパークス・アセット・マネジメント のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 1989年からの長期にわたる運用実績があり、日本のヘッジファンド業界で老舗の地位を確立
  • 徹底したボトムアップアプローチと企業分析を基本とする運用を行っており、ウォレン・バフェットの投資手法を手本としているため、堅実な運用が期待できる

デメリット

  • ファンドサイズの増大が要因なのか、直近のパフォーマンスはあまり良くない。

あいざわアセットマネジメント 

項目内容
社名あいざわアセットマネジメント株式会社​
創業年2002年
創設者谷家衛氏
ファンドマネージャー光定洋介氏
本社所在地東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング7階
運用資産総額(AUM)300憶前後
主な投資戦略オポチュニティーズ戦略、保険リンクオポチュニティーズ戦略、セカンダリー戦略
 年平均リターン不明
ロックアップ期間不明
主要な投資分野国内株式
最小投資額不明
運用ファンドAriake Secondary Fund I LP
Ariake Secondary Fund II LP
Ariake Secondary Fund III LP
注目すべき実績または事例    2022年4月のローンチから2024年2月末までに、5件の共同投資、3件の未上場株式の直接取得、1件のGP主導セカンダリー、3件のLP持分のセカンダリー市場での取得を実施。
2022年5月9日世界的な金融サービスプロバイダーであるアペックス・グループ・リミテッドが、あいざわアセットマネジメントとの長年にわたる関係を延長し、IASF-IIにサービスを提供
手数料基本報酬0.5%~5%
成功報酬5%~35%
公式サイト あいざわアセットマネジメント株式会社​の公式サイト
あいざわアセットマネジメント株式会社​の概要

一言で表すなら、「日本のヘッジファンド業界で歴史と革新を兼ね備えた運用会社」といったところでしょうか。

あいざわアセットマネジメントは、旧あすかアセットマネジメントとあけぼの投資顧問が合併して設立された運用会社です。

その前身であるあすかアセットマネジメントは、ソロモンスミスバーニー証券の元ヘッドトレーダー、谷家衛氏が設立しました。

谷家氏は東京大学を卒業後、ソロモンを経て、チューダーインベストメントで勤務。

その後、チューダーインベストメント日本法人をMBO(経営陣による買収)する形で、あすかアセットマネジメントを設立しました。

この会社は、ライフネット生命の設立や、マネックス証券、マネーフォワード、CAMPFIREなど、革新的な企業への投資を通じて、日本経済に大きな影響を与えたことで知られています。

たとえば、独立系インターネット生命保険会社であるライフネット生命の設立では、谷家氏が中心的な役割を果たしました。

出口治明氏(当時、日本生命保険の関連子会社社長としてキャリアを終えようとしていた人物)を創業者として招き、さらにハーバードMBAでベイカースカラーを獲得した岩瀬大輔氏を社長に据えるなど、実力者を見出し、導いたのです。

この組み合わせが、日本初の独立系ネット生命保険会社の誕生を可能にしました。

一方で、あすかアセットマネジメントは内紛が原因で一部が分裂し、中神康議氏が独立してみさき投信を設立。

その後、あすかアセットマネジメントはあけぼの投資顧問と合併し、藍沢証券に買収されて現在のあいざわアセットマネジメントとなりました。

現在の運用は、大きく2つのタイプに分かれています。

ヘッジファンド型ファンド

日本株を中心としたオポチュニティーズ戦略

日本株ロングショート戦略

バリューアップ戦略

保険リンクオポチュニティーズ戦略

トレードファイナンス戦略

プライベート資産運用型ファンド

セカンダリー戦略

共同投資戦略

このように、幅広い投資戦略を採用しており、多様なニーズに対応できる運用会社として成長しています。

現在では20名以上の役職員を抱えています。

今後は、あすかアセットマネジメントの投資哲学をどのように継承していくのか、またはヘッジファンドとしての独自性を重視した運用にシフトしていくのかが注目されるところです。

あいざわアセットマネジメント のメリットデメリットまとめ

メリット

  • しっかりとした投資哲学があり、アクティブ投資信託の中では人気も知名度No.1

デメリット

  • ファンドサイズの増大が要因なのか、直近のパフォーマンスはあまり良くない。

プルーガキャピタル 

項目内容
社名プルーガ・キャピタル株式会社 
創業年2009年
創設者古庄秀樹
ファンドマネージャー古庄秀樹
本社所在地東京都港区南青山1-1-1  新青山ビル東館19階
運用資産総額(AUM)約400億円(2023年9月末時点)
主な投資戦略プライベートエクイティ、債券投資、不動産など
 年平均リターン不明
ロックアップ期間不明
主要な投資分野日本株式
最小投資額不明
運用ファンド不明
注目すべき実績または事例    株式や債権、不動産投資を通じて多様な資産運用を行い、成長資金確保や再生型投資など幅広い実績を有しています。
手数料不明
公式サイト プルーガ・キャピタル株式会社 の公式サイト
シンプレックス・アセット・マネジメント株式会社の概要

一言で表すなら、「AIやクォンツ運用の経験を持つ、独自色の強いヘッジファンド」といったところでしょうか。

プルーガキャピタルは、古庄秀樹氏が設立したヘッジファンドです。

過去にはAIや高度な計算モデルを駆使したクォンツ運用を行っていたとされていますが、現在の運用手法についての詳細な情報はあまり公開されていません。

特徴的なのは、債券分野に強みを持つ点です。

特にメザニン投資や資金調達関連の運用が可能な体制を備えているほか、アカデミックなバックグラウンドを持つメンバーが所属しているのもポイントです。

こうした専門性の高さが、運用にどのように活かされているのか注目されます。

また、近年の情報では、不動産投資に関する積極的な開示が行われている点が目立ちます。

不動産関連の戦略に注力している可能性があるため、投資を検討する際はこの分野の情報をしっかりと確認する必要がありそうです。

現在のプルーガキャピタルについての情報は限られているため、詳細を慎重に調べることが重要です。

興味がある方は、最新の開示情報や公開されている運用方針を確認し、自分の投資スタイルに合うかどうかをよく検討してみてください。

プルーガキャピタル のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 日本株式に加え、プライベートエクイティ、債券投資、不動産など多岐にわたる投資対象を持っており、ポートフォリオの分散効果が期待できる

デメリット

  • 現在の運用状況についての情報が限られており、最新の運用手法や成績についての詳細が不明なため、信頼性の判断が難しい

アズカルアセットマネージメント株式会社

項目内容
社名アズカルアセットマネージメント株式会社
創業年2005年9月26日
創設者稲葉 真行
ファンドマネージャー稲葉 真行
本社所在地東京都港区新橋四丁目1番1号 ​新虎通りCORE3F
運用資産総額(AUM) 約800億円(2024年2月末現在)
主な投資戦略オルタナティブ投資
 年平均リターン不明
ロックアップ期間不明
主要な投資分野アメリカ債券戦略、インド投資、ベンチャー投資
最小投資額不明
運用ファンド不明
注目すべき実績または事例    不明
手数料不明
公式サイト アズカルアセットマネージメント株式会社の公式サイト
アズカルアセットマネージメント株式会社の概要

一言で表すなら、「アメリカのローン担保証券を主軸に、多国籍な投資を展開する小規模運用会社」です。

アズカルアセットマネジメントは、現在17名の従業員を抱えるコンパクトなアセットマネジメント会社で、稲葉真行氏が代表を務めています。

同社の特徴は、アメリカのローン担保債券を主戦略とし、インドやベンチャー企業への投資を組み合わせた多様な運用スタイルにあります。

具体的には、次のような3つの投資戦略を柱としています。

アメリカ債券戦略   :ローン担保証券(CLO)を中心に運用。

            この分野での特化型戦略は、日本国内では珍しい運用スタイルです。

インド投資      :現地の提携先と連携して投資を行う戦略。

            インド市場の成長性を取り込むことを目的としています。

ベンチャー企業への投資:革新的なスタートアップへの出資を通じて成長を支援。

同社の提携先はインド、スイス、アメリカ、ドイツなど多国籍に広がっており、グローバルなネットワークを活かして運用を行っています。

現在の体制は、2016年に入社した稲葉氏が代表となってから構築されており、特に債券投資を中心とした運用が主流になったようです。

稲葉氏の経歴も非常に興味深く、1998年以降、野村アセットマネジメントでグローバル株式ファンドマネージャーを務めた後、2006年にはぐっとインベストメント株式会社で日本株ロングショート戦略のCEOおよびCIOを担当。

その後、2008年にはロンバー・オーディエ信託株式会社で運用担当取締役を歴任するなど、豊富な運用経験を持っています。

アズカルアセットマネジメントは、アメリカ債券を中心とした戦略に興味がある方や、インド市場やベンチャー投資に可能性を感じる方にとって、注目に値する運用会社と言えるでしょう。

最新の運用実績や方針について詳しく調べ、自身の投資目的に合うかを確認してみてください。

アズカルアセットマネージメント のメリットデメリットまとめ

メリット

  • ンド、スイス、米国、ドイツなど多国籍にわたる提携先と連携しており、グローバルな投資機会を提供
  • アメリカのローン担保債券を主戦略としている点は日本では珍しい

デメリット

  • 大手運用会社と比較してリソースやサポート体制が限られる可能性あり

エピック・パートナーズ・インベストメンツ株式会社

項目内容
社名エピック・パートナーズ・インベストメンツ株式会社
創業年2005年
創設者武英松
ファンドマネージャー武英松
本社所在地東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー25階
運用資産総額(AUM) 520億円
主な投資戦略株式ロングショート戦略、マーケットニュートラル
 年平均リターン不明
ロックアップ期間不明
主要な投資分野日本株式
最小投資額不明
運用ファンド不明
注目すべき実績または事例    不明
手数料受託報酬2%(税抜き)と成功報酬20%(税抜き)
公式サイト エピック・パートナーズ・インベストメンツ株式会社の公式サイト
エピック・パートナーズ・インベストメンツ株式会社の概要

一言で表すなら、「ペアトレードを主軸に手堅い運用を行う、クォンツに強みを持つヘッジファンド」です。

エピック・パートナーズ・インベストメンツは、武英松氏が2005年に設立した運用会社です。

武氏は、1994年に東京工業大学で修士課程を修了後、日興証券に入社。

日興証券では、自己売買部門にてペアトレードを主戦略とするトレーディングを行っていました。

その後、2000年にUBS証券に移り、同じくペアトレードを中心とした自己売買を担当。

これらの経験を基に、エピック・パートナーズ・インベストメンツを立ち上げ、長年運用に携わっています。

同社の運用スタイルは、ロングショート戦略を主軸としています。

具体的には、割安と判断した銘柄を買い、割高と判断した銘柄を売ることで、市場全体の動向に影響されにくい運用を行うスタイルです。

この戦略は、株式マーケットニュートラルなアプローチとして評価されており、R&Iファンド大賞2022では、「確定給付年金/オルタナティブ(株式マーケットニュートラル)」部門でプラウイス・オブ・ジャパン・ファンドが受賞しています。

また、同社にはクォンツ運用に強いメンバーが揃っている点も特徴です。

これにより、高度なトレーディング手法を活用した運用が期待されています。

エピック・パートナーズ ・インベストメンツ のメリットデメリットまとめ

メリット

  • クォンツに強い運用メンバーが揃っており、高度なトレーディング手法に基づいた運用が行われている

デメリット

  • 手数料が高額
  • 運用資産額や詳細な運用情報が限られており、投資家が判断するための情報が不足


株式会社GCIアセット・マネジメント

項目内容
社名株式会社GCIアセット・マネジメント
創業年2000年4月13日
創設者山内英貴
ファンドマネージャー山内英貴
本社所在地東京都千代田区大手町2-6-4 常盤橋タワー9階
運用資産総額(AUM)2,765億円(2024年4月末現在:グループ全体)
主な投資戦略オルタナティブ投資、クォンツ運用
年平均リターン3%程度
ロックアップ期間不明
主要な投資分野日本株式
最小投資額不明
運用ファンドGCIエンダウメントファンド(成長型)
GCIエンダウメントファンド(安定型)
マルチアセット・ストラテジーファンド(愛称:なごみの杜)
注目すべき実績または事例    ・GCIエンダウメントファンド(成長型) Morningstar Award “Fund of the Year 2016”(ファンド オブ ザ イヤー 2016) 優秀ファンド賞(バランス(安定成長)型 部門)受賞
・GCI ジャパンハイブリッズ および アリューシャンファンド HedgePo “The Investors Choice Awards 2015” 受賞
・GCI ジャパンハイブリッズ Eurekahedge “Asian Hedge Fund Award 2014” 受賞
・GCI ジャパンハイブリッズ  Eurekahedge “Asian Hedge Fund Award 2013” 受賞
・アリューシャン・ファンド  “Asia Hedge Awards 2013” 受賞
・GCI ジャパンハイブリッズ  “Asia Hedge Awards 2012” 受賞
手数料定率方式と成功報酬方式の2種類
公式サイト 株式会社GCIアセット・マネジメントの公式サイト
株式会社GCIアセット・マネジメントの概要

一言で表すなら、「日本の金融市場を科学とデータで支える、クォンツに特化した運用会社」です。

GCIアセットマネジメントは、山内英貴氏が設立した運用会社です。

山内氏は東京大学経済学部を卒業後、日本興業銀行を経てGCIグループを立ち上げました。

同社のビジョンは「資産運用の未来を創る」であり、単なる運用にとどまらず、資産運用分野における科学技術の発展にも注力しています。

その象徴的な取り組みの一つが、京都ラボ -運用者育成・教育研究プロジェクト-です。

このプロジェクトでは、次世代の運用者育成やデータサイエンスの発展に力を注ぎ、学生や若手研究者への働きかけも行っています。

こうした活動からは、日本の金融市場を支え、さらに発展させていこうという強い意志を感じることができます。

また、GCIは日本ではまだ主流とは言えないクォンツ運用やデータサイエンスを駆使した運用に特化しており、科学的アプローチを用いて運用を行う点が特徴です。

海外では一般的なスタイルですが、日本ではまだ少数派であり、将来的な成長が期待される分野です。

現在、GCIアセットマネジメントは64名の従業員を抱え、以下のような幅広い事業を展開しています。

ヘッジファンド運用      :クォンツやデータサイエンスを活用した科学的な投資戦略が中心。

リスクヘッジソリューション事業:ヘッジコストを抑えた為替オーバーレイなど、企業や機関投資家向けのリスク管理サービスを提供。

主力ファンドのGCIエンダウメントファンド(成長型)は、以下の受賞歴を誇る優れた実績を持っています。

モーニングスター ファンドオブザイヤー2016:バランス(安定成長)型部門 最優秀ファンド賞

モーニングスター ファンドオブザイヤー2017:バランス(成長)型部門 最優秀ファンド賞

モーニングスター ファンドオブザイヤー2019:バランス(成長)型部門 優秀ファンド賞

GCIアセットマネジメントのメリットデメリットまとめ

メリット

  • GCIエンダウメントファンド(成長型)がモーニングスター社のファンドオブザイヤーで複数回受賞しており、運用成績が優れている

デメリット

  • 年間利回りが3%程度と他の運用会社に比べて控えめであり、高いリターンを期待する投資家には物足りない
  • 定率方式と成功報酬方式の2種類の手数料体系があり、投資家にとってコストの把握や比較が難しい

武士道アセットマネジメント株式会社

項目内容
社名武士道アセットマネジメント株式会社
創業年2018年
創設者 杉山賢次
ファンドマネージャー 杉山賢次
本社所在地東京都中央区日本橋兜町6-5 FinGATE KABUTO 3F
運用資産総額(AUM) 90億円前後
主な投資戦略株式のロングショート戦略、マーケットニュートラル、中小型株式
 年平均リターン 不明
ロックアップ期間 不明
主要な投資分野日本株式
最小投資額 不明
運用ファンド 不明
注目すべき実績または事例    ユーリカヘッジやアジアヘッジのアワードにノミネートされる
手数料基本報酬と成功報酬
公式サイト 武士道アセットマネジメント株式会社の公式サイト
武士道アセットマネジメント株式会社の概要

武士道アセットマネジメントは一言で表すなら、「テック系を中心にリスクを抑えた戦略を得意とする、小規模ながら注目のヘッジファンド」です。

武士道アセットマネジメントは、杉山賢次氏が2018年に設立したヘッジファンドで、6人程度の役職員で運営されており、規模としては小さなファンドに分類されます。

創業者の杉山氏は、慶應義塾大学大学院理工学研究科を修了後、三菱UFJモルガンスタンレー証券に入社。

支店営業を経験した後、アナリストとしてのキャリアを積み、2014年には暁翔キャピタルに入社し運用業務に携わりました。

この経験をもとに、2018年に独立して武士道アセットマネジメントを設立しました。

武士道アセットマネジメントのポートフォリオは、約50%がテック系企業に投資されており、一部は米国株式にも分散投資しています。

主に株式のロングショート戦略マーケットニュートラル戦略に特化しており、市場全体の動きに左右されにくいリスク抑制型の運用が期待されています。

武士道アセットマネジメントのメリットデメリットまとめ

メリット

  • 株式のロングショート戦略やマーケットニュートラル戦略に特化しており、リスクを抑えた運用が期待できる
  • ユーリカヘッジやアジアヘッジのアワードにノミネートされており、将来が期待されるファンドである

デメリット

  • 従業員が6人程度と小規模であり、大手運用会社と比較してリソースやサポート体制が限られる可能性あり
  • 地域や資産クラスの分散投資を求める投資家には適していない可能性あり

トータスパートナーズ合同会社

項目内容
社名トータスパートナーズ合同会社
創業年2018年
創設者島田直樹
ファンドマネージャー不明
本社所在地東京都港区三田3-4-3 RIPL9
運用資産総額(AUM)不明
主な投資戦略プライベートエクイティ、バイアウト型
 年平均リターン不明
ロックアップ期間不明
主要な投資分野日本株式
最小投資額不明
運用ファンド不明
注目すべき実績または事例    不明
手数料不明
公式サイト トータスパートナーズ合同会社の公式サイト
トータスパートナーズ合同会社の概要

一言で表すなら、「事業承継や雇用維持に注力するプライベートエクイティ型ヘッジファンド」です。

トータスパートナーズに関する情報は限られており、詳細な運用内容や実績はあまり公開されていません。

ただし、公式HPなどから確認できる範囲では、同社はプライベートエクイティ型のヘッジファンドとして活動しており、特にM&Aを通じた事業承継や雇用維持に関心を持っている点が特徴です。

事業承継を目的としたM&Aに注力するファンドの特性として、投資対象の規模が比較的小さくなる傾向があります。

そのため、大規模な投資を好む機関投資家の参入は少ないと考えられますが、逆に地域密着型の中小企業支援や、社会的意義のある運用を重視する投資家には魅力的な選択肢かもしれません。

トータスパートナーズ のメリットデメリットまとめ

メリット

  • プライベートエクイティとバイアウト型の投資戦略に特化しており、事業再編や成長支援に強みを持っている

デメリット

  • 運用資産額や具体的な収益構造などの詳細な情報が不足しており、投資家が十分に判断するための情報収集が困難

Japan Act合同会社

 

項目内容
社名Japan Act合同会社
創業年不明
創設者葛生大祐
ファンドマネージャー不明
本社所在地不明
運用資産総額(AUM)不明
主な投資戦略アクティビストファンド
 年平均リターン不明
ロックアップ期間不明
主要な投資分野日本株式
最小投資額不明
運用ファンド不明
注目すべき実績または事例    不明
手数料不明
公式サイト 不明
Japan Act合同会社の概要


一言で表すなら、「設立間もないながら注目を集める、小規模アクティビストファンド」です。

Japan Act 合同会社は、葛生大祐氏によって設立された比較的新しいアクティビストファンドです。

同社は2019年にサンエー化研の発行済み株式1.1%を取得し、増配を要求する株主提案を行ったことで注目を集めました。

ただし、現時点では株式取得割合が少ないことや、株主提案の活動報告が限定的であることから、他の大規模アクティビストファンドと比較すると活動が控えめに見える側面もあります。

Japan Actが本格的なアクティビストファンドとして認識されるためには、さらなる積極的な株主提案やTOB(公開買付け)などの働きかけが必要とされるでしょう。

規模の面ではまだ小さいものの、今後どのような企業への働きかけを行い、株主としての影響力を高めていくかが注目されます。

Japan Act のメリットデメリットまとめ

メリット

  • 積極的な株主提案やTOB(株式公開買付)などを通じて成長する可能性あり

デメリット

  • 運用開始時期、年間利回り、手数料、運用資産額などの詳細な情報が開示されておらず、投資家にとってリスクやリターンの見込みが不透明
  • これまでの株式取得数が少なく、株主提案の報道も少ないため、実際の影響力や実績が不明瞭

キャピタル アセットマネジメント株式会社

項目内容
社名キャピタル アセットマネジメント株式会社
創業年2004年1月26日
創設者山崎年喜
ファンドマネージャー山崎年喜
本社所在地東京都千代田区内神田1-13-7 四国ビルディング 9階
運用資産総額(AUM)227億円前後
主な投資戦略ファンドオブファンズ運用
 年平均リターン不明
※ファンドによって異なる
ロックアップ期間不明
※ファンドによって異なる
主要な投資分野日本株式 、ベトナム株式
最小投資額不明
※ファンドによって異なる
運用ファンドベトナム成長株インカムファンド
CAMベトナムファンド
フィリピン株ファンド
アセアンCAM-VIPファンド
世界ツーリズム株式ファンド 愛称:世界の旅
世界バイオ医薬株式ファンド 愛称:世界の薬
オーケストラ ファンド (成長コース)
オーケストラ ファンド (安定コース)
アドバンテージ日本株式ファンド
世界シェールガス株ファンド
注目すべき実績または事例    「CAMベトナムファンド」は2010年に設定され、ベトナムの銀行や不動産セクターに大きく投資しています。過去3年間で60%以上の高リターンを記録しており、新興国株式投資の成功事例として知られています。
手数料不明
※ファンドによって異なる
公式サイト キャピタル アセットマネジメント株式会社の公式サイト
キャピタル アセットマネジメント株式会社の概要

一言で表すなら、「ファンドオブファンズ方式とアセアン市場投資に強みを持つ運用会社」です。

キャピタルアセットマネジメントは、ファンドオブファンズ方式を採用したヘッジファンド運用を行っている会社です。

この方式は、複数のファンドを選定して投資することで分散効果を高め、リスクを抑えた運用が可能になる点が特徴です。

さらに、同社はベトナム株式やフィリピン株式といったアセアン市場への投資にも注力しています。

アセアン市場は成長性が高い一方で情報収集や専門知識が必要とされるため、同社のような地域特化型の運用は投資家にとって有用な選択肢となるでしょう。

キャピタルアセットマネジメントのメリットデメリットまとめ

メリット

  • 日本株式とベトナム株式に加えて、アセアン地域への投資も得意としており、広範な地域への分散投資が可能
  • ファンドオブファンズ方式を採用しており、多様なファンドから選定された運用が行われるため、リスク分散効果が期待

デメリット

  • 年間利回りの情報が公開されておらず、投資家にとってリターンの見込みが不透明
  • 運用資産額が500億円と規模が限られているため、大規模な運用を行う大手運用会社に比べてリソースや運用能力に制約がある可能性あり

4 今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、国内のヘッジファンドについておすすめ順に紹介してみました。

最後にランキング上位3位を簡単におさらいしておきますね。

1位 : BMキャピタル2位 : タワー投資3位 : みさき投資
おすすめ度
代表者名森山武利藤原伸哉中神康議
運用開始2013年1990年2013年
投資対象日本上場株式日本上場株式日本上場株式
投資戦略・日本株ロングショート
・割安中小株式
・アクティビスト
・日本株ロングショート
・割安中小株式
・アクティビスト
・エンゲージメント投資
年間平均利回り手数料控除後10%前後非開示非開示
最低購入金額1,000万円不明
※ おそらく法人や超富裕層のみが数億円単位で購入可能
不明
※ おそらく法人や超富裕層のみが数億円単位で購入可能
紹介者不要必要必要
メリット✅外銀出身の一流ファンドマネージャーが運用
✅紹介者無しで1,000万円から購入可能
✅底堅い運用を行っている
✅年収100億円のサラリーマン、清原達郎氏が資産運用を行う✅「エンゲージメント投資」という考え方がファンド内にしっかり根付いており、それに沿った運用が可能
デメリット安定運用を重視しているため、年間利回り10%前後とヘッジファンドにしてはリターンが控えめHPを閉鎖しているため紹介者経由でしか問い合わせ不可HPはあるが、おそらく法人や超富裕層向けの資産運用しか行っていない
詳細記事詳細記事詳細記事詳細記事
公式リンクbmcapital.jpなしmisaki-capital.com
日本国内ヘッジファンド おすすめランキング1~3位

日々投資詐欺に関わっている人間としてつくづく思うのですが、私も含めて、投資に関して自分自身がプロフェッショナルではないなら、低リスクな投資に絞り5-10%程度の利回りを確実に得ていく姿勢が最も理に叶っていると考えています。

10%という利回りはパッと見大したことのない数字に見えますが、年利10%で運用した場合、20年後には元本が6.7倍になります。

以下は、年利10%で1000万円を運用した時の資産運用シミュレーションです。

経過年数金額
現在10,000,000
1年後11,000,000
2年後12,100,000
3年後13,310,000
4年後14,641,000
5年後16,105,100
6年後17,715,610
7年後19,487,171
8年後21,435,888
9年後23,579,477
10年後25,937,425
20年後6,727,499.95
年利10%で回した時の資産運用シミュレーション

銀行に寝かせているだけでは得られない、この最低限の「複利効果」を得ることは、将来的な資産形成を考える上では本当に大切です。

『敗者のゲーム』の著者であるチャールズ・エリスも複利の効果の絶大さを言及しています。

以下エリス氏の言葉を引用します。

複利の効果は驚くほど強力だ。

それを物語る中東のおとぎ話がある。

一人の王様が自分の帝国の危機を救った将軍に感謝して、 「何でも望みどおりの褒美をとらせよう」 と言った。

将軍は遠慮深く、チェッカー盤(縦横8マス)の1マスに小麦1粒、次のマスに2粒、第三のマスに4粒、次は8粒と順番にマスを埋めてください、とだけお願いした。

王様は莫大な褒賞を与えずにすみそうだと思い、喜んでこの願いを受け入れた。

残念なことに、王様は複利効果の恐るべき力を知らなかった。

どんなものでも 回倍増させれば、際限なく膨れ上がる。

この話では、—粒から始めて2倍、4倍とチェッカー盤を埋めていった小麦の総量は、帝国全体の富をはるかに超えるものだった。

アラーの前での名誉を守るため、王様は彼の帝国すべてを将軍に差し出さねばならなかった。

(引用:チャールズ・エリス「敗者のゲーム」)

投資は早いタイミングで投資をした方が複利効果を得られるので、早く始めるに越したことはありません。

BMキャピタルやその他のファンドに興味が湧いたら、ぜひ詳しく調べてみてください。

BMキャピタルでしたら、以下記事でも詳しく説明しています。

【現役法律事務員が徹底検証】BMキャピタルについてわかっていることを全部網羅的に解説してみた