
こんにちは、某法律事務所にて日々投資詐欺案件に携わっています、投太郎です。
ヘッジファンドについて、「どうやって買うのがいいのか?」といった問い合わせを多く頂くので、一応この記事で簡単に紹介していきます。
楽天証券のようなネット証券では、ヘッジファンドを直接購入することはできません。
ヘッジファンドは「私募型」の金融商品なので、購入できる層が限られています。
もう少し丁寧に解説をすると、ヘッジファンドの購入方法には大きく分けて以下2つの方法があります。
①ヘッジファンド社員から直接購入
②投資助言会社等やネット証券を挟んで間接購入
このうち、手数料などの面から見て断然おすすめなのが「直接購入」です。
それでは、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
まず結論から言うと、この方法が最もおすすめです。なぜなら、余計な仲介手数料がかからず、コスト面で非常に有利だからです。
ただし、この方法を実現するには、ヘッジファンド社員とアポイントを取る必要があります。
そのための手段はいくつかありますが、一般的には以下の方法が考えられます。
・すでにヘッジファンド投資を行っている知り合い経由でアポを取る
・たまたまヘッジファンドに勤めている大学の友人に連絡する
・取引のあるプライベートバンクの担当者経由で紹介してもらう
ですが、こうした方法は「富裕層ならでは」といった感じで、私たち一般の投資家には現実的ではありませんよね。
そこで、現実的な選択肢としておすすめなのが「公式ホームページから直接問い合わせる」という方法です。
「商品説明を受けたい」といった内容を記載して連絡をすれば、社員と直接つながることができます。
直接購入することが難しい場合、以下2つの方法が考えられます。
①投資助言会社を利用してヘッジファンドを購入する
②楽天証券のようなネット証券でヘッジファンドもどきを購入する
それでは、1つ1つ詳しく見ていきましょう。
投資助言会社は、どのヘッジファンドに投資すべきかをアドバイスしてくれる企業です。
例えば「ヘッジファンドダイレクト」という会社が有名ですね。
この方法を使えば、海外ヘッジファンドに投資することも可能です。
ただし、次のような理由から個人的には非推奨です。
・シンプルに手数料が高く、ヘッジファンドのメリットの1つである高い利回りを圧迫しているから
・その投資助言会社が把握しているヘッジファンドしか購入することができないから
・ヘッジファンド社員という金融のプロ中のプロと繋がることのできるチャンスを自ら放棄しているから

特に最後の3点目はとても重要です。
ヘッジファンドを購入する最大のメリットは、プロ中のプロとつながることで「生きた金融情報」を得られる点にあると感じています。
そのチャンスを捨ててしまうのは非常にもったいないですよね。
「楽天証券 ヘッジファンド」と検索すると、それっぽい商品がたくさん出てきます。
例えばこんな感じ。

ですが、これらは本物のヘッジファンドではなく、「ヘッジファンド型投資信託」です。
多くの場合、インデックスファンドに近い内容で、間に挟まる手数料が非常に高いです。
また、こういった商品は「ヘッジファンドらしさ」を売りにしているだけで、本物のヘッジファンドが持つメリットを享受することは難しいです。
ここまでの説明を通じて、ヘッジファンドを購入するなら「社員から直接購入」がベストだということをお分かりいただけたかと思います。
ただし、どのファンドを選ぶかは慎重に!
公式ホームページや資料をよく調べたうえで納得して投資を進めることが大切です。
私が投資しているBMキャピタルでしたら、簡単にアポイントが取れますので、興味がある方は以下記事も読んでみてください。
