こんにちは、某法律事務所にて日々投資詐欺案件に携わっています、投太郎です。
最近、「ヘッジファンドって何ですか?」と聞かれることが多くなりました。
投資に興味を持ち始めた方が増えている証拠かもしれませんね。
そこで今回は、「ヘッジファンドとは?」をテーマに、時間がない人に向けて超シンプルに解説する記事を作ってみました。
時間があり、本当に詳しくヘッジファンドについて知りたい方は、この記事よりも以下記事を読むことをお勧めします!
【ヘッジファンド徹底解説】ヘッジファンド100社以上を調査した現役法律事務員が語ります!ヘッジファンドとは、あなたのお金をファンドマネージャーと呼ばれる資産運用の専門家に運用してもらうことができるものです。
ヘッジファンドは、株式、債券、商品、外国為替市場、デリバティブ(金融派生商品)など、幅広い資産に投資をすることで、市場の変動に関係なく収益を生み出すことを目指しています。
要するに、あなたのお金を一番効率のいい投資方法で増やしますよってことですね!
以下に簡単な概念図を示します。
(引用:Media Argo「ヘッジファンドとは?魅力と注意点を専門家が簡単にわかりやすく解説」)
投資信託と似たような仕組みですが、一般的には下記3つに当てはまる金融商品をヘッジファンドと呼びます。
①私募の金融商品である
②富裕層向けの金融商品
③相対利益ではなく絶対利益を追求している
金融商品には、誰でも購入できる「公募ファンド」と、限られた範囲で募集される「私募ファンド」の2種類があります。
ヘッジファンドは、一般募集をしていない「私募ファンド」です。
一般には募集しておらず、私的に募集しているから私募ファンドと呼ばれるようです。
私募ファンドにアクセスするには、通常、特定の紹介やコネクションが必要であり、普通の投資家が直接参加することは難しいことが一般的です。
先ほどと内容が重複してしまいますが、ヘッジファンドは少数の投資家から資金を私募型の形で集めることで運営がなされています。
そのため、最低出資額というものが決められていることが多く、1,000万円〜10億円といった金額からでないとヘッジファンドは購入することができません。
投資には大きく分けて2つの利益の考え方があります。それが「相対利益」と「絶対利益」です。
相対利益:市場平均(マーケット全体の動き)と比較して、どれだけ儲かったかを基準とする利益の考え方。
絶対利益:市場の状況に関わらず、具体的な金額としてどれだけ儲けたかを基準とする利益の考え方。
多くの人が利用している一般的な投資信託は、この相対利益を目標に運用されています。
例えば、株式市場全体の動きを示す日経平均やS&P500などと比べて、どれだけパフォーマンスが良かったかを重視します。
一方、ヘッジファンドはこの絶対利益を追求します。
市場が上昇しているときはもちろん、リーマンショックのような金融危機で市場全体が大きく下落しているときでさえも、あらゆる手法を駆使して利益を生み出そうとするのが特徴です。
私が考える、ヘッジファンドの良い面と注意すべき点を簡単にまとめておきますね。
参考にしてみてください。
メリット
- ほったらかし運用が可能
- 世界最高クラスの頭脳を持ったファンドマネージャーが勝手に決めてくれる
- コロナショックのような経済危機に対する高度なリスクヘッジ
- 年利10%オーバーも現実的
デメリット
- 多少の手数料がかかる
- 最低投資額が高額(最低でも1000万円以上)
- 一定期間の投資したお金を取り崩しできないロックアップ期間があることがある
ヘッジファンドは確かに魅力的な面もありますが、誰にでも勧められるものではありません。
資産規模やリスク許容度をしっかり見極めた上で、必要なら専門家に相談してみるのも良いかもしれませんね。
国内で個人が購入できるヘッジファンドは限られていますが、私が選んだのはBMキャピタルです。
このファンドは、バリュー投資を中心とした明確な運用方針を持ち、担当者との無料面談後に購入する形となっています。
【現役法律事務員が徹底検証】BMキャピタルについてわかっていることを全部網羅的に解説してみたまた、国内にはBMキャピタル以外にも魅力的なヘッジファンドが存在します。
私が徹底調査した情報をまとめた記事では、各ファンドの特徴や評判について詳しく紹介しています。
日本国内ヘッジファンドおすすめランキング1~3位【紹介なしでも個人購入可!】