【ヘッジファンド】ジョージ・ソロスってどんな人?資産や投資手法、名言についてまとめてみました!


こんにちは、ヘッジファンドオタクの投太郎です。

投太郎
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今回はヘッジファンド運用者として良く言及されることのある、ジョージ・ソロスについて解説していきたいと思います。

ヘッジファンドは諸説あるものの、1949年にアルフレッド・ジョーンズによって設立されたとされることが多いです。

ヘッジファンドは、歴史としては比較的長いものの、その中でもジョージ・ソロスほどに一般に知名度が浸透した投資家は未だに現れていないのではないでしょうか。

どうして、ジョージ・ソロスはヘッジファンド界のみならず、一般に影響力を持つまでになったのでしょうか。詳しくみていきます。

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【ヘッジファンド界隈のドン】ジョージ・ソロスについて徹底解説

ジョージソロスの経歴


ジョージ・ソロスは1930年にハンガリー、ブダペストにてユダヤ系ハンガリー人の家庭に生まれています。

47年に渡英し、49年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に入学しています。

その後、56年に渡米しウォールストリートで働き始めます。

69年には、ダブルイーグルファンド、73年にはのちにクォンタムファンドとして知られることになるソロスファンドを設立します。

幼少期には戦争による混乱から難しい時期を経験したであろうことが想像されます。

ハンガリー生まれであることや、カール・ポパー(哲学者)の思想に触れたことが、後に思想家としてのジョージ・ソロスに影響を与えます。

その後、ジョージ・ソロスはヘッジファンド界の帝王・ドンと呼ばれるほどに、大きく飛躍することになります。

ジョージ・ソロスの資産と投資手法


ジョージ・ソロスのクォンタム・ファンドの資産はどれくらいなのか、気になるところだと思います。

一説には2-300億ドル程度の規模が最大であったとされています。

投太郎
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日本円に換算すると4000億円以上ですね!

比較的少額の資産規模で運用することが多いヘッジファンドとしては、非常に大規模な運用資産だったと考えられます。

また、ジョージ・ソロス本人の資産についても、2011年米国経済誌による推計によると220億ドル程度であるとされています。

ジョージ・ソロスの投資手法は、いわゆるグローバルマクロであると言われています。

市場の歪みに着目をして、大きなレバレッジをかけて大きな投資収益を得る方法です。

このため、市場の歪みのあると考えられる資産であれば、どのような資産でも投資を行い、株式だけ、債券だけといった特定の市場のみで取引を行うわけでは無いようです。

また、レバレッジを掛けて大きなポジションを構築することも特徴であるために、先物などのデリバティブ(金融派生商品)を利用してポジションも構築します。

投太郎
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次は、ジョージソロスの名言をみていきます。

私たちの資産運用に役立つ名言もあるかもしれません。

ジョージ・ソロスの名言・思想  個人投資家の我々が使える学びとは

その1 “市場は常に間違っている”

ジョージ・ソロスは市場が常に間違っているという考え方を持っていました。

これは、一般的なファイナンス理論とは真逆の考え方とも言えます。

一般的には、市場価格は取引が成立した価格である以上、その価格になんらかの意味があると考えます。

しかし、ジョージ・ソロスはその価格を疑ってかかるのです。

市場の歪みに着目することは、ジョージ・ソロス独特の考え方とも言えます。

例えば、東アジア通貨危機におけるアジア通貨の空売りや、イギリスポンドの空売りなど、経済情勢に対して維持不可能な歪みを見出すことに長けた投資行動を行っているようです。

このように、世界の市場を大きく観察し、市場は常に間違っているという考え方のもと、市場の歪みに対して、大きくポジションを構築するようです。

ちなみ、ジョージ・ソロスは、まず投資をして後から考えるという手法を好んだとされており、比較的直感的な理解を優先していたとされています。

その後の分析はクォンタムファンドでは設立時の盟友であり、後に大物投資家となったジム・ロジャースが行っていたともされています。

その2 “再帰性”

ジョージ・ソロスの考え方の大きな特徴の一つが、「再帰性」です。

投太郎
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難しい部分なので読み飛ばして頂いてOKですが、予測と事象そのものの動きは相互作用をもたらすので、物事を完全に予測することは難しいということです。

具体的に言うと、株価の動きから人々は株価を予測し、そしてその予測がまた株価に動きを与えるといったことです。

これは、ジョージ・ソロスが、大きく哲学の影響を受けていたことから、この考え方に至ったとされています。

特に、彼が大きく影響を受けた哲学者が、科学哲学の大家、オーストリア人のカール・ポパーです。

カール・ポパーの科学哲学は、「科学理論は実験データによって反証できなければならない」とする反証可能性を重視した点に特徴があります。

これは、実証可能性との対比でもあります。

つまり、実証されたこと自体では、科学は科学であるとは言えないという立場です。

むしろ、科学的な理論はあくまでも反証されるまでの仮説であり、仮に、反証することができないような理論であれば、それは科学とは言えないという立場となります。

ジョージ・ソロスは哲学的な思考を好んでいたとされており、「再帰性」は彼の好んで使っていた哲学的思考でもあります。

「再帰性」自体の考え方は、難解でわかりにくく、また、純粋に哲学の領域とも言えないために、あまり一般に広まっている考え方とは言えないようです。

ただ、社会や経済がフィードバックメカニズムを持った複雑系であるために、自己実現的に株価や経済を動かしてしまう現象を捉えてる思考法であるようです。

ちなみに、ジョージ・ソロスは、カール・ポパーの提唱する「開かれた社会」からも影響を大きく受けており、東欧の民主化などに対して多額の資金提供を行い、「開かれた社会」の実現のために尽力する思想家、慈善家としての側面も持っています。

その3 “成功すれば、人は自分の考えに関心を示してくれるはず”

ジョージ・ソロスは、哲学的な思考や思想家、慈善家としての側面が強い投資家でもありました。

特に、民主化運動に対しては大きな関心を寄せており、「開かれた社会」の実現のために、多大な労力と資金を投じているとされています。

一方で、ヘッジファンドの運用者としても、多大な成功を見せているのですが、こちらは、単純に得意なだけであると考えているようです。

実際、ソロス氏は、オープン・ソサエティ財団などを設立し、多くの資金を民主化運動に投じており、ヘッジファンドの運用者としての側面よりも、より世間一般に広く影響を与えるべく活動していることが知られています。

ジョージ・ソロスとイングランド銀行



ジョージ・ソロスを最も有名にしたエピソードは、イングランド銀行を相手にした通貨投機と言えるでしょう。

ジョージ・ソロスは、英国の通貨であるポンドを空売りし巨額の収益を手にするとともに、「イングランド銀行を潰した男」として、世界にその名を知られることになりました。

まず、1990年、サッチャー政権がERM(欧州為替相場メカニズム)に参加を表明したところから、このポンド危機は始まっています。イギリスは、1980年代において高いインフレ率と失業率に苦しんでいました。

このため、物価上昇率が比較的低いドイツマルクとの統合論に対して、議論が進められている状況でした。

ただ、サッチャー首相は、ドイツマルクとの統合、ERMへの参加に対しては、中央銀行の自由度が無くなることなどから反対姿勢を示していました。

しかし、保守党内部からの圧力に晒される形となったことや、欧州での孤立に対して危機感を感じていたことなどから、ERMへの参加を表明することになります。

ただし、この決断の直後、サッチャー首相は保守党からの離反などにより首相の座を引きずり降ろされる形となり、政権交代となってしまいます。

ERM参加表明以降、イギリス経済はさらに悪化の一途をたどり、一方で通貨をドイツマルクと一定程度維持する必要があるために、利上げを行う必要がありました。

このため、イギリス経済のモーゲージ金利(不動産金利)は上昇し続け、経済にさらなる痛手となりました。

さらに、事態を悪くした事象が、東西ドイツの統合です。

1990年に決定した東西ドイツの統合は、ドイツ経済にインフレ圧力をもたらし、 1992年のブンデスバンクによる利上げ政策を誘発してしまったのです。

これが、英ポンドへの空売り圧力を高めるきっかけとなってしまいました。

加えて、直前にイタリアリラが、英国と同様の理由で空売りの圧力を受けて、7%の通貨切り下げを余儀なくされる状況にもありました。

このため、市場は次はイギリスであると判断し、空売りを強めていきました。そして、その主たる空売りを仕掛けた投資家がジョージ・ソロスでした。

投太郎
投太郎

ジョージソロスが英国ポンドを空売りしまくって儲け、イングランド銀行に打撃を与えたんですよね。

1992年9月16日水曜日、イングランド銀行は大量の為替介入により通貨価値の維持を試みるも不安定な状況は継続しました。

そして、政策金利を12%への利上げを発表したものの、さらなる空売りを浴びせられて効果が発揮されず、同日15%までの利上げを発表しました。

しかし、こうした中央銀行の努力もむなしく、通貨介入は維持できなくなり、通貨は大暴落となってしまいました。

翌17日にはERMからの脱退も、英国政府から発表され、事実上、ヘッジファンドによる通貨攻撃により中央銀行、政府が敗北した日となってしまい、「ブラックウェンズデー」と呼ばれる歴史的な事件であったと言えます。

ジョージ・ソロスは、この一連の英国ポンドの空売りにより2400億円程度の利益を得たと報道されています。

ちなみに、その後の英国経済は、ドイツマルクに対する通貨価値の維持の必要が無くなり、自由な金融政策と安い英ポンドの影響から順調な景気回復を成し遂げます。

また、ERMからの脱退により、その後のユーロへの通貨統合やECBへの中央銀行の統合も行われませんでした。

この事件が無ければ、現在のような国際金融センターとしてのロンドンは存在していなかったと考えられており、この事件を皮肉も含めて「ホワイトウェンズデー」と呼ぶこともあるようです。

投太郎
投太郎

現在の円安状況とヘッジファンドの儲かり具合を見ると、似たようなことが日本でいつ起こってもおかしくないですね。。

ジョージ・ソロスの日本株・日本円に対する考え


ジョージ・ソロスは、日本円への投資も行っていることが多く報道されています。

その一つが、2012年から13年にかけての日本円のショートポジションおよび日本株の購入です。

これは、いわゆるアベノミクスのうち、「大胆な金融緩和」「機動的な財政政策」などが大幅な金利低下や財政拡張的な政策になると判断し、構築したポジションのようです。

ウォールストリートジャーナルによると、この取引により、10億ドル以上の収益を得たと報道されています。

ジョージ・ソロスの中国に対する考え方


ジョージ・ソロスは、2010年に中国向けの投資を行う目的で香港にオフィスを開設するなど、積極的に投資を行っていたとされています。

しかし、その後は方針を転換し、中国政府への積極的な批判を展開するなど、現在の政権運営をあまり好ましく考えてはいないことが伺われます。

ジョージ・ソロスは少年時代をドイツ占領下、その後のソヴィエトの影響を受けたハンガリーで過ごしたことから、「開かれた社会」という思想を強く希求しています。

このため、東欧の民主化運動に多くの資金供与をしていることは良く知られたことではあります。

この点について、ジョージ・ソロスは中国に対しても、同様の批判的な視点を持っているようです。

特に、鄧小平による改革開放政策を高く評価する一方で、現在の習近平体制に対して、「閉ざされた社会」として批判的な論評を繰り広げています。

また、中国投資を拡大する米国ブラックロック社に対して、辛辣な批判を繰り広げるなど、中国社会や経済に対するジョージ・ソロスの懸念は相当なものであることが伺える状況となっています。

ジョージ・ソロスの現在

ジョージ・ソロスは2011年に顧客の資金を運用する投資業務を引退したと報じられています。

その後は、慈善団体への寄付などを積極的に行っているとされています。

また、自己資金の運用のためのファミリーオフィスは運営されており、投資自体は行っているとされています。



ジョージ・ソロスのような超一流の人間に資産運用を任せる方法とは

いかがだったでしょうか。

ジョージ・ソロスは、歴史上、最も偉大な投資家の一人であると考えられています。

現在は、ジョージ・ソロス自身は顧客資金受け入れていないとされていますが、彼のような有能な投資家に資産運用を委託できることが、ヘッジファンドへ投資する意義の1つでもあります。

個人の投資家も、リスクの範囲内でヘッジファンドに投資することが、有効な投資だと考えられています。

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